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二代目 井原 思斉

井原卓蔵

昭和10年前後
書道学習中の井原卓蔵(のちに二代目)

思斉は自ら書を嗜み、芸術文化や民藝への関心が深く、多くの文化人達との交流、そして教育にも力を注いだようです

家ではいつも書斎で筆を持ち、誰かに手紙を書いていたらしい

昭和20年、二代目 井原 思斉 承継

井原思斉

上田桑鳩先生との2人展 福屋百貨店にて

筆匠である彼は「筆を通じたてしごと(=作品)」にも取り組み、棟方志功をはじめとする当時の芸術家・文化人と親交を深めた。棟方が求めた特注筆に応えるため、思斉自らが各地に届けることもあった。なお、彼は自身の作品を「作品」とは呼ばず、「てしごと」と表現し、道具屋としての矜持を貫いていた。

昭和51年、法人化、株式会社となる