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2025年9月18日 中国新聞朝刊 掲載

本日の中国新聞朝刊に、なんと仿古堂が大きく特集されました。
思いがけず大きな紙面でご紹介いただき、おかげさまで多くの反響をいただいております。

本当にありがたいことです。

伝統工芸にはさまざまな課題もありますが、このように取り上げていただけること、そしてそれをご覧になった方からご連絡をいただけることに、心より感謝申し上げます。

あらためて、皆さまからの応援が大きな励みになっていることを実感する一日となりました。

「高級品は男性だけ」もう古い
今回の記事の見出しにもなった言葉です。

「今どきそんな考えの人、もういないのでは?」と思われるかもしれませんが、伝統工芸の世界には、まだまだ“古き良き”時代の価値観が色濃く残っています。

そんな中、わが社の伝統工芸士・香川(かがわ)さんは、80歳を超えても現役で活躍し、先日は万博会場での実演も務めました。

写真の笑顔からも、その生き生きとした姿が伝わるのではないでしょうか。

また、仿古堂の代表を務めるのも女性。
時代に合った多様な価値観が、わが社の“輝き”を形づくっていると感じています。

若者たちへ——夢と現実のあいだで

今の若者たちが夢見るような高報酬が、すぐに得られる世界ではないかもしれません。

しかし、「全力で何かに打ち込む素材」がここにはあります。
それが、仿古堂であり、熊野筆であり、広島県熊野町だと私たちは信じています。

SDGsとのつながりについて

「動物の毛を使っているからSDGsに反するのでは?」
そんなご意見をいただくこともあります。

でも、実際にはそんなことないんです。
衣料品などで使われない毛を筆の原料として再活用しており、むしろ環境に配慮したものづくりを行っています。
これはほんの1例です。
記事は別のSDGsとして記載されました。
あらゆるSDGsに当てはまる筆つくりなんです。

活き活きとした暮らしに寄り添いたい
仿古堂の願いであり、これからのチャレンジです。

今日の新聞記事をきっかけに、より多くの方に熊野筆の魅力、そして職人たちの想いが伝わることを願っております。

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