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企画筆の全体像~大きな流れ~

先日、企画筆のの発信したところ、沢山のお声かけを頂きました。
反応くださったみなさま、ありがとうございました。

改めて、筆の企画の話をしてみようと思います。

まずは、大きな方向性を決めます。

・漢字用

引用元: Wikipedia ( 王羲之 )

・かな用

・前衛

・ 近代詩文用
などなど、細かく見て行くとまだまだ沢山分野があります。

どれも作風が全然違いますよね。
それぞれにあった筆ってあるんです。

そしてどの分野でどれくらいの大きさの筆を作るか?を決めます。

半紙書き?条幅?穂径と穂長は?

新しい企画では、どの方向性で行きましょうかねぇ。。。

方向性が決まると、次は、販売価格について検討します。
どんな原料を選択するかで、価格は全く変わってきます。

そして、実際には、1つの原料で作る事はなく、
色々な原料を配合して作成します。

ここの配合が、職人と一緒になって試行錯誤が繰り返されます。

墨の含み具合、書き心地、書いた文字を見て、全体の感覚

色んな角度からチェックを行ない、完成に近づけて行きます。

感覚の世界ですからね。職人も大変です。

一喜一憂しながら、日々鍛錬です。
軸のセレクトも早めの段階で決めていきます。

軸は大きく分けて、↓これが棒(まっすぐでしょ)

こちらがダルマ(くびれてます)と呼ばれています。

竹の軸ですと、棒といえども自然の形状を大事にしています。

こうやって考えてみると、沢山の種類の筆が思い浮かぶと思います。

来年は、どんな企画にしましょうかねぇ。

みなさまにどんな形でご参加いただけるか。
新しいチャレンジをしてみたいと思っています。
具体的な事はこれから考えて行きます。

11月は各地のデパート催事が少しずつ復活します。

当社営業を見かけた際には、こんな企画を期待してるよ❗
などなど、よかったらご意見お聞かせください。

1番近くの催事は、大阪は 阪急高槻店 1階イベントスペース
2020年11月18日(水)~11月24日(火) になります。

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